山あいに建つ茅葺き屋根の家。京都府美山町(イメージ) 山あいに建つ茅葺き屋根の家。京都府美山町(イメージ)

二日で、四キロ。

Rawtoの鹿肉ジャーキーは、乾燥機を二台まわして、丸二日でおよそ4kgできあがります。

一日目に解体。二日目に乾燥。それで4kg。

この数字を、私たちは自慢のつもりで書いていません。取引を検討してくださる方に、最初に知っておいてほしい事実として書いています。

生産体制

項目 内容
産地 京都府舞鶴市周辺
原料 獣害対策で捕獲されたニホンジカ
捕獲方法 銃を使わない箱罠捕獲
検査 金属探知検査
監修 獣医師監修
加工 加熱乾燥(乾燥機2台)
生産能力 約4kg/2日
月間の目安 30〜40kg(季節変動あり)
原材料 鹿肉のみ(粗たんぱく質66.1%/粗脂肪10.3%・Rawto実測値)

なぜ大量に作れないのか

理由は三つあります。

① 原料が野生だから

養殖ではありません。山にいる鹿を、獣害対策の罠で捕獲しています。捕獲量は月によって変動します。山に食べものが少ない時期は増え、新芽や木の実がある時期は減る。

発注をかければ増える原料ではない、ということです。

② 解体できる人が限られているから

鹿の解体は、教えられる人が少ない技術です。ひとりが一日に扱える頭数には上限があり、機械を増やしても解体が追いつかなければ生産量は変わりません。

いま加工場では、次の担い手を育てているところです。

③ 夏に作業速度が落ちるから

気温と湿度が上がる6〜8月は、作業スピードが冬の水準を保てません。皮肉なことに、この時期は捕獲量が増える時期でもあります。

無理に量を追って体を壊せば、翌月がなくなります。私たちは数字より継続を選びます。

それでも、お取引をいただいている理由

小ロットであることを、私たちは弱みだと思っていません。取引先の方々に評価いただいているのは、だいたい次の三点です。

1. 原材料が鹿肉だけであること
保存料・着色料・調味料・グリセリンを使っていません。裏面表示が一行で終わります。

2. 産地と捕獲方法を言い切れること
「国産」ではなく「京都府舞鶴市」。「ジビエ」ではなく「獣害対策で捕獲されたニホンジカを、銃を使わない箱罠で」。誰が作っているかまで答えられます。

3. 物語が説明可能であること
獣害という地域の課題があり、捕獲された命があり、活かされずに終わっていた部分がある。それを商品にしている。売り場で語れる背景があるかどうかは、この価格帯では小さくない差になります。

お取引の前に、正直にお伝えしていること

  • 大量の初回発注には応じられない場合があります。 在庫を積んでおくことができないためです
  • 季節によって納品リードタイムが変わります。 とくに5月・9〜10月は捕獲量が落ちる傾向があります
  • 急な増量には対応できないことがあります。 定期的に一定量をお取りいただくほうが、結果的に安定します

逆に言えば、継続してお取りいただける取引先ほど優先的に確保できる構造です。作り手が翌月の見通しを持てることが、そのまま供給の安定につながります。

こんな売り場に合っています

  • 背景を説明しながら販売するペットショップ・セレクトショップ
  • 食事内容の相談を受ける動物病院・トリミングサロン
  • 地域産品・サステナビリティの文脈を持つ小売
  • 犬同伴の宿泊施設・ドッグラン併設施設(客室アメニティ・物販)

逆に、同一規格で大量・安定・低単価を求められる売り場には向きません。最初にお伝えしておきます。

お問い合わせ

卸価格・最小ロット・納期については個別にご相談ください。OEMのご相談も承っています。

→ 法人・卸のお取引について

丸二日で、4kg。この速度でしか作れないものを、長く続けたいと思っています。

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