テクノロジーで進化する狩猟 テクノロジーで進化する狩猟

テクノロジーで進化する狩猟

Rawtoのメンバー、

猟師のイズミさんへのインタビュー記事。

狩の話を聞きました。



狩においてもデジタル技術の活用が必要不可欠。

 

「昔はね、犬に無線機をつけて、

 アンテナの反応で獲物の位置を把握してたんだ。」

 

GPSがまだ一般的でなかった少し前、

 犬には無線機をつけて獲物を追わせ

受信する信号で位置を確認していたそうです。

 

最近では、猟師も猟犬も全員がGPSをつける。 

また、犬の首輪にはマイクもつけ、

 マイクが拾う音やGPSで犬の移動スピードを確認することで、

 犬が追いかけている獲物がわかるという。

 

GPSで犬や仲間の位置を把握し、

 連絡を取り合い、連携して獲物を狩るのだ。

 

「最近はGPSのおかげで、

犬がどこにいるか把握できるようになった。」

 

イズミさんのパートナーであった猟犬は非常に忠実で、

 舞鶴のインター近くの山で放した犬が

国道も川も超え、

綾部の山まで猪を追い続けたことがあったそうです。

 

「綾部まで犬を迎えに車で行ったよ。

 GPSがなかったら、途方に暮れていただろうね。」

 

猟師にとって猟犬は大事なパートナー。

 猟犬が狩猟中に山で行方不明になることは

決して珍しいことではないと言います。

 

 猟犬の安全確保は常に大きな懸念事項。

今はこんな笑い話にできているのは

GPSのおかげだと話してくれました。


Recent Blog

最近のブログ

狩猟の現場 「野生動物」

Rawtoの一人、  猟師のイズミさんに獣害被害について 話を聞いてみました。   「鉄砲での狩猟は、冬季のみ。 それ以外は密猟扱いになるんだ。」   鉄砲で狩猟が可能な猟期は 11月15日から3月15日の冬季のみに定められている。   だが、害獣被害が出始めるのは6月から8月かけて。 山に食糧がなくなってくると、  動物たちは民家の畑に降りてきて作物を食べていく。  畑を荒らす動物たちは、人間にとっては本当に厄介だが 動物だって生きるために食べないといけない。

畑にやって来る動物たち

Rawtoのメンバーの一人、猟師のイズミさんに、 近年増加する獣害被害についても話を聞いてみました。   自分たちの食べる分だけでもと育ててきた畑の作物。 それを、まさに収穫の時期に動物たちにとられてしまい 作物を作っている方々が困っています。 夏は山に食べ物がなくなるから、 農村の畑の作物をとりに来る。 そんな動物たちですが、
Back to top