命がけの狩猟体験談!熊との遭遇 命がけの狩猟体験談!熊との遭遇

命がけの狩猟体験談!熊との遭遇

Rawtoのメンバー、猟師のイズミさんに聞いた

狩の現場での体験談を紹介します。
 

 
場所は舞鶴西インター近くの池内の山。

岩の窪みが雨風をしのぎ、

動物が寝るのに最適な天然のシェルターのような場所があります。

その日も何かいないかとその場所へ行ったそうです。


「まさか熊がいるとは…」


猪や鹿を期待していたのに、居たのは熊だったのです。

 

「終わった…」

 

目が合った時、イズミさんがそう思った次の瞬間には、

反射的に手にしていた銃を構えます。

 

生きるか死ぬかの場面に直面し、

恐怖と焦りで手は震え、

狙いを定めることすらままなりません。

イズミさんがその時撃った弾は運よく熊にあたったけれども

致命傷を与えるものではなかった。

 

その日使用していた銃は射撃用で

2発撃つと弾を入れ替えないといけないものでした。

 

「このままでは、やられる!」

 

一瞬の隙も許されない状況でそう思ったイズミさんは、

すぐにナタに持ち替えます。

 

最後の手段。

ナタを手にしたイズミさんは、

何と、自ら熊の心臓を刺しに行ったのです。

 

「そうしないと自分がやられる。

もう、どうせやられるなら刺しに行けと

その時はただひたすら夢中で

熊を刺すことしか考えられなかった。」

 

その時のことをそう話してくれました。

結果、生死を分ける命がけの場面で

イズミさんは熊を仕留めたのです。

 

これは猟師を始めて2年目に遭遇した出来事だったそうです。

Recent Blog

最近のブログ

Rawto story 02

京都・舞鶴の森が育んだ野生鹿を無添加で丁寧に加工。 素材の香りと栄養をそのままに、愛犬へ自然の恵みを届けます。 森と命を繋ぐ、まっすぐな一品。

Rawto story 01

その一口が繋ぐ、森と命の物語 私たちのジャーキーは、ただ美しい物語だけで成り立っているわけではありません。その背景には、 自然(Nature) ― 京都・舞鶴の森が育んだ恵み 人との繋がり(Community) ― 地域と命をつなぐ橋渡し 未来への共存(Future) ― 生命の循環を尊ぶ姿勢 があります。 人と自然が共生する上での、静かでありながら深い現実。その一片一片を、私たちは大切に紡いでいます。
Back to top