鹿肉ふりかけという選択|食べムラのある子、歯が弱くなってきた子へ
Sep 25, 2026
結論から書きます。犬用のふりかけは、食べる量を増やす道具ではありません。いつものごはんに香りを足して、口をつけるきっかけをつくるものです。
だから、向く場面がはっきりしています。硬いおやつが食べづらくなってきた子、丸呑みしやすい子、日によって食べムラのある子。この三つのどれかに当てはまるなら、ジャーキーのような形のあるおやつより、ふりかけのほうが扱いやすいことがあります。
逆に、噛む力がしっかりある子で、いまのごはんを問題なく食べているなら、ふりかけを足す理由は特にありません。
犬用ふりかけとは
犬用ふりかけとは、いつものフードの上にかけて使う、粉末や細片状の副食(トッピング)です。総合栄養食ではないため、これだけで食事をまかなうことはできません。主食に足すもの、という位置づけになります。
原材料は製品によってさまざまで、肉を乾燥・粉砕しただけのものから、複数の素材や調味を組み合わせたものまであります。「ふりかけ」という商品カテゴリーに、法律上の定義や成分の基準はありません。選ぶときは、カテゴリー名ではなく原材料名を見ることになります。
ジャーキーとふりかけ、どちらを選ぶか
同じ原材料でも、形が変わると向く子が変わります。
| ジャーキー(薄切り) | ふりかけ(粉末) | |
|---|---|---|
| 向く子 | 噛む力がしっかりある子 | 歯が弱くなってきた子/小型犬 |
| 丸呑みしやすい子 | 小さく割って与える | そのままかけられる |
| 食べムラ | おやつ単体として | ごはん全体の香りが変わる |
| 与え方 | 手から、ごほうびとして | フードに混ぜる/お湯で戻す |
| 量の調整 | 枚数・大きさで | 小さじ単位で細かく |
ふりかけの利点は、量を細かく刻めることだと思っています。おやつは1日の必要カロリーの10%以内に収めるのが目安ですが、小型犬やシニアの子だと、ジャーキー一枚でもその枠を使い切ってしまうことがあります。粉末なら小さじ半分から調整できます。
量の目安
Rawtoの鹿肉ふりかけの場合、小さじ1/2〜1杯(およそ1〜3g)が目安です。100gあたり370kcalなので、3gでおよそ11kcalになります。
おやつ・トッピングは1日の必要カロリーの10%以内に収め、その分だけ主食の量を減らしてください。1日の必要カロリーは、いま与えている総合栄養食のパッケージに書かれている1日量のカロリーが目安になります。
足したぶんを引かないと、単純に食事が増えることになります。ここは見落とされやすいところです。
お湯で戻す使い方
粉末のふりかけは、少量のぬるま湯で戻すとスープ状になります。香りが立つので、食欲が落ちている日や、水分をあまり摂ってくれない子に向いた使い方です。
熱湯は避けて、人肌程度に冷ましてから与えてください。そのままかけるより手間はかかりますが、この一手間で口をつけた、ということはあります。
「食べるようになる」とは書けません
正直に書きます。ふりかけをかけたから食べるようになる、とは言えません。
私たちも、久御山のマルシェで「これじゃないと食べない」と言われたことがあります。うれしい言葉でしたが、なぜその子がRawtoのものだけ食べたのかは、私たちにも説明できません。香りなのか、粒の大きさなのか、たまたまその日の体調だったのか。分からないことを分かったように書くつもりはありません。(「これじゃないと食べない」と言われた日。)
食の好みには個体差があります。合う子もいれば、合わない子もいます。だから、まずは小さい単位で試して、その子の反応で判断してください。
なお、食べない日が何日も続く、水も飲まない、体重が落ちてきた、という場合は、ふりかけの話ではありません。かかりつけの獣医師にご相談ください。
無添加のふりかけを選ぶときに見る場所
「無添加」という言葉に法律上の定義はありません。だから見るべきなのは、パッケージ表側の言葉ではなく、裏面の原材料名の欄です。
- 原材料が具体的に書かれているか:「肉類」ではなく、何の動物のどの部位か
- 用途名つきの添加物表記があるか:「酸化防止剤(BHA)」のような書き方
- 原材料の数:多いことが悪いのではなく、確認の手間が増えるということ
- 原産国名:表示義務がある5項目のひとつです
詳しい読み方は無添加の犬のおやつ、どう選ぶか|表示の読み方と、上限が決まっている添加物に整理しました。
Rawtoの鹿肉ふりかけ
ここだけ、私たちの商品の話をします。
Rawto鹿肉ふりかけの原材料は「国産鹿肉」の一語だけです。香料・保存料・着色料は使っていません。京都・舞鶴で獣害対策として捕獲された鹿を、ペットフードマルゼンの泉さんが乾燥・粉砕しています。泉さん自身も猟師で、猟師仲間から鹿が回ってきます。
- 原材料:国産鹿肉(添加物不使用)
- 成分:100gあたり370kcal/粗たんぱく質66.1%/粗脂肪10.3%/水分12.5%/粗灰分10.1%/粗繊畴0.8%(Rawto実測値)
- 内容量:20g・80g
- 原産国:日本/京都
Rawtoが受け取るのは、銃を使わない箱罠で獲られた鹿だけです。だから鉛が肉に残るリスクを低く抑えられます。加えて、金属探知検査を通しています。(Rawtoのこだわり)
噛む力がしっかりある子には、同じ原材料の鹿肉ジャーキーもあります。成分値は同じです。
はじめての方には、500円・送料込みのお試しを用意しています。1回きりの買い切りで、定期購入ではありません。ポストに届きます。まずは1袋、その子の反応から確かめてください。(鹿肉ふりかけ一覧)
よくある質問
Q. 犬用ふりかけは毎日与えても大丈夫ですか?
1日の必要カロリーの10%以内に収まっていれば、毎日でも問題ありません。その分だけ主食の量を調整してください。
Q. どのくらいの量が目安ですか?
Rawtoの鹿肉ふりかけの場合、小さじ1/2〜1杯(およそ1〜3g)が目安です。3gでおよそ11kcalになります。体格・運動量・その日の食事量に応じて調整してください。
Q. ふりかけをかければ、食べるようになりますか?
そう言い切ることはできません。食の好みには個体差があり、合う子も合わない子もいます。小さい単位から試して、その子の反応で判断してください。食べない日が続く、水も飲まない、体重が落ちるといった場合は、かかりつけの獣医師にご相談ください。
Q. ジャーキーとふりかけ、どちらを選べばいいですか?
噛む力がしっかりある子にはジャーキー、歯が弱くなってきた子・丸呑みしやすい子・ごはん全体の食いつきを上げたい子にはふりかけが向きます。Rawtoの場合、原材料はどちらも国産鹿肉のみで、成分値も同じです。
Q. お湯で戻して与えてもいいですか?
はい。少量のぬるま湯で戻すとスープ状になり、香りが立ちます。熱湯は避け、人肌程度に冷ましてから与えてください。
Q. 猫に与えても大丈夫ですか?
Rawtoの鹿肉ふりかけは犬用として設計していますが、原材料は国産鹿肉のみで添加物を使っていません。猫に使う場合は少量から様子を見てください。総合栄養食ではないため、主食の代わりにはなりません。
個々の子の食事については、かかりつけの獣医師にご相談ください。